こんにちは。ママ薬剤師M子です。緑内障の治療を始めて、もうすぐ3年になります。
長らく使ってきた「ミケランLA点眼液2%」に、とうとう「エイゾプト懸濁性点眼液1%」という目薬が追加されることになりました。
実際に使ってみると、点眼した途端、視界が一気に白くなってびっくり。さらにM子の場合は、点眼して約30分後に苦味も感じました。
そして、エイゾプトを使い始めて約2か月後。
眼圧は右眼17mmHg、左眼18mmHg。と下がっていました!

しばらく20mmHg前後が続いていたので、久しぶりに両眼とも20mmHgを下回りました。(正直うれしかったです!)
今回は、エイゾプトが追加されるまでの経過と、実際に使ってみたM子の感想、その後の眼圧について書いていきたいと思います。
ミケランLAに、とうとうエイゾプトが追加されました

ここから見られる方もいると思うので、これまでの経過からお話ししますね。
- 治療当初受診当初のお薬
M子が緑内障の治療で最初に使ったのは「エイベリス点眼液0.002%」でした。
ところがM子の場合、点眼後に目の重だるさや充血、見えにくさなどがありました。
- 3ヶ月お薬の変更
次に使ったのは、「ミケランLA点眼液2%」へ変更になりました。
ミケランLAに変わってからは、エイベリスのときに感じたような違和感もなく、1日1回の点眼を続けることができていました。
眼圧も両眼とも14~17mmHgくらいでした。
ホッとするM子特別困った症状もなく、数値も大きく悪くならなかったので、記事にするのを忘れていたほどです。
ところが、治療を始めて約2年が経とうとしたころ、両眼の眼圧が20mmHgを超えました。
- 1年半から2年半ミケランをサボってた頃
育児と仕事でかなり忙しく、実際に点眼を忘れてしまった日もありました。
気を取り直して毎日点眼するようになりましたが、その後も受診するたび、左右とも20mmHg近く、あるいは20mmHgを超えることが増えていきました。
- 最近エイゾプト追加
そして治療開始から2年10か月後。ミケランLAに「エイゾプト」が追加されることになりました。
実は、すぐにはエイゾプトを使い始められませんでした

まだ40代になったばかり。できればこれ以上、薬を増やしたくないと頑なに思っていたM子にとって、新しい目薬が追加されることはやはりショックでした。
薬局では、新しい目薬の使い方や点眼する順番などの説明を受けました。薬剤師としては、こうした説明が必要なことはよく分かっています。
でも、いざ自分が実際の患者になってみると、その前にまず「新しい薬を使う」ということについて、自分自身が受け入れなければならないのだと感じました。
そして恥ずかしながら、処方されたエイゾプトは約1か月、棚の中で眠らせてしまったのです。

なぜ、お薬を開始できなかったかについては改めて気持ちの整理をしてみると、お薬に対しての不満ということではなく、40代のこの時期に使える目薬を使い切ってしまうのではないか、この薬で効果が出なかったら治療ができなくなるのではないか、という漠然とした不安からだったと思います。
一方で、緑内障が進行していないだろうかという不安はあり、気のせいかもしれませんが、眼がなんとなく重苦しい感じも続いていました。
そうして、ようやくエイゾプトを使い始めました。
薬剤師だから、処方された薬を迷いなく使える。
……というわけでもないのですね。自分が実際に使用する側になってみて、改めて感じたことでした。
これはM子自身の経過です。処方された薬を使うことに迷っている場合は、そのまま自己判断で中断したり放置したりせず、医師や薬剤師へ相談してください。
エイゾプトを初めて使った感想|視界が一気に白くなった!
そしていよいよ本題の「エイゾプト」を初めて点眼。
その瞬間、牛乳を眼の中にまかれたように、視界が一気に真っ白になりました。

実際に牛乳を目に入れたことはないですが、、、びっくりしました。
エイゾプトを使うと一時的に目がかすむことがあることは知っていましたが、知識として知っているのと、自分の目で体験するのとは違いますね。
M子の場合は、点眼して1-2分ほどすると少しずつ治まってきました。
エイゾプトのちょっとポイント
エイゾプトは、透明な目薬ではなく「白色~微黄白色の懸濁性点眼液」です。
添付文書(参考1)にも、点眼後に一時的に目がかすむことがあると記載されています。見え方が戻るまでは、車の運転などには注意が必要です。
また、エイゾプトは使う前に、キャップを閉じた状態でよく振ってから点眼します。
「なぜエイゾプトは白いの?」「なぜ振ってから使わないといけないの?」
というところは、話し始めると長くなるので、別の記事で詳しく書きたいと思います。
眼の圧迫感が少し楽になった気もしました
エイゾプト点眼後に、視界が白くなったことには驚きましたが、

なんだか眼の圧迫感がなくなって、少し楽になったかも?
とも感じました。ただし、ここはあくまでもM子の「感覚」です。
本当にエイゾプトによって楽になったのか、たまたまそう感じただけなのかは分かりません。
体験談だからこそ、そこは分けてお伝えしておきたいと思います。
エイゾプトを使って約30分後、今度は苦味が……
もう一つ、実際に使って気になったのが「苦味」でした。
M子の場合、点眼してすぐではなく、点眼して30分くらいたち、目薬をさしたことを忘れたころに「うっ」とくる感じの苦味を感じました。

最初は違和感がありましたが、M子の場合は、5分ほど経つと苦味は治まります。
毎回のように感じてはいるものの、日がたつにつれて少しずつ慣れてきました。
実はこの「苦味」、エイゾプトでは知られている副作用の一つです。添付文書では、苦味などの「味覚異常」は5%以上の副作用として記載されています。
目薬なのに、どうして口が苦くなるの?
点眼した薬液の一部は、涙の通り道を通って鼻やのどの方へ流れることがあります。
エイゾプトの添付文書上の用法では、点眼後は1~5分間目を閉じ、目頭側の涙囊部(るいのうぶ・目頭)を軽く押さえるよう案内されています。
1日2回になって感じた「続けること」の難しさ
これまで使っていたミケランLAは1日1回。今回、M子に処方されたエイゾプトは1日2回です。エイゾプトの通常の用法も、1回1滴・1日2回となっています。
1日1回から2回へ。
文字で見ると「1回増えただけ」なのですが、実際に毎日続けると、これがなかなか大変です。特に夕方、家事や育児をしていると、自分のことは完全に後回しになってしまいます。
そこでM子は、寝る前にトイレに行った後に、エイゾプトをするなど、自分なりに生活の流れの中へ入れて、何とか忘れずに続けようとしているところです。
患者さんには「忘れずに使ってくださいね」とお伝えする立場ですが、自分が毎日使う側になってみると、薬を続けるって、やっぱり大変と感じます。
なお、エイゾプトとほかの点眼薬を併用する場合は、少なくとも10分以上間隔をあけることになっています。
M子が一緒に使っているミケランLAとの具体的な点眼間隔や順番については、別の記事で改めて整理しますね。
エイゾプトを使って約2か月後、眼圧はどうなった?
エイゾプトを使い始めてから約2か月後、眼科を受診しました。結果は最初にも記載しましたが、右眼:17mmHg・左眼:18mmHgと下がっていました。
それまで、受診するたびに20mmHg近く、あるいは20mmHgを超えることが続いていたので、久しぶりに両眼とも20mmHgを下回りました。
これはM子としては、うれしい結果でした。
ただ、ここで、「エイゾプトを使ったから、眼圧がいくら下がった!」とまでは断定できないので安心はできないです。

そして、M子の場合は眼圧が「15mmHg」になることを目標にするように医師と相談しています。この15mmHgはM子の目標値であり、患者さん毎にことなるので、念のため書いておきます。
眼圧は1回の測定値だけで薬の効果を判断できるものではありませんし、M子はミケランLAも併用しています。
今後も眼圧や検査結果を見ながら、緑内障治療を続けていきたいと思います。
今回の終わりに
今回は、ミケランLAにエイゾプトが追加されてから、実際に使ってみた感想と約2か月後の眼圧までを書いてみました。
初めて使ったときは、牛乳を眼にまかれたように視界が真っ白になり、その後には苦味。なかなか個性的な目薬だな、というのがM子の第一印象です。
でも今回、一番印象に残ったのは、薬の使用感そのものよりも、

薬剤師として薬のことを知っていることと、患者として新しい薬を受け入れて毎日続けることは、やっぱり別なんだな
ということでした。
1日2回の点眼も、まだまだ工夫しながら続けているところです。どんどん目薬が増えて、緑内障治療3年目にしてまた動きが出てきたM子の緑内障の旅。
この先、眼圧や検査結果がどうなるのか。
また経過を報告したいと思います!
だれかのお役に立ちますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ママ薬剤師M子





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